胸を張って言える。私は漫画が大好きだ。この記事を開いたあなたもきっとそうだろう。
没頭と言う言葉を初めて感じたのは本に夢中でその世界に入り込み、読み終えた時に数時間経っていた時。その後の余韻が心地よい。
漫画はラーメンと一緒である。ある人はあの店のラーメンは美味いと言うが、ある人には全く響かない。その人の感性とその時のタイミングで全く違うモノになる。
それでもなおあなたには伝えておく。この漫画は読んでおけと。
本作品を読む事で得られる効果
この漫画を読むことであなたは以下の効果が得られる。
- 藤子・F・不二雄の傑作がドラえもんだけでないことを知る。
- 物事を俯瞰的・客観的に見る能力が養われる。
- 倫理観とは何かを知る。
- SFの面白さへの理解が深まる。
今回の読むべき漫画はコレだ!
今回あなたにオススメする漫画はこれだ。
藤子F不二雄の【ミノタウロスの皿】

まずはあらすじをつらつら書き綴る。
・宇宙飛行士👨🚀(男)が乗る宇宙船が故障し、とある惑星に不時着。
・そこでミノアという美しい女性に助けられる。
・その星は牛型🐃生命体が(ズン類)と名乗り支配していた。(言語も文化も地球で言う人類に相当)
・その星でのヒトは(ウス)と呼ばれ、家畜、愛玩(ペット)の役割をしていた。

・地球に置き換えれば、人と牛の役割が逆転している。
・不時着した星では、本来宇宙飛行士も(ウス=家畜)だが、宇宙法で保護され客人扱いとなる。
・なんとミノアはその星で一番の食肉として選ばれ、年に一度の大祭【ミノタウロスの皿】になることが決定していた。(麻酔で頭部だけ残され、意識がある状態で食され主賓の賛辞を聞くことができる)

・ミノアに恋をした主人公はミノアを救おうと目論み、驚くべき行動にでることになる・・・

この作品の面白さ/奥深さ
私がこの漫画に出会ったのが小学校五年生の頃に通っていた歯科医院に置いてあり、馴染みの絵柄(ドラえもんを漫画で読んでいた)と言うこともあり、たまたま手に取り読んだ。
その時の衝撃ときたら、面白いなんて思わず、何と残酷な話だと感じたのが正直な感想だった。人を食べるなんてとんでもないと。その後数週間、この作品について考えていた。
しかし少しずつ時が経つにつれ、一つの疑問が浮かんだ。彼らがやっていることって本当に残酷で悪いことなのかと。

大人諸君が聞けば当たり前なその感覚が小学5年の子供に初めてその瞬間宿ったのである。【物事を俯瞰的に観る能力】【相手の立場で物を観る能力】というのだろう。
それからこれまで人生の幾つもの場面でこの俯瞰性、客観性を発揮し、困難も乗り越えた事もある。またあらゆる場面で気付きとなり、問題に直面していた私を救った事も幾度とあるのだ。
この作品の面白さといえば、妙にリアルな設定である。あなたは気づいただろうか?地球とその星の人類と家畜の関係性で唯一、そして絶対的に違うところ。
そう、人類は家畜と言語でコミニュケーションは取れないが、その星では家畜(ヒト型のウス類)は人類同様、コミニュケーションは取れるし、文明も地球でいう古代ローマ程度にあるのだ。

このウスと呼ばれるヒト型生命体が地球同様の家畜設定で文明も言語もなければ全く以て違和感がなくなるのだ。
この唯一の相違点が物語を奥深く、不気味にそしてリアルに形成しているのである。
この漫画をお薦めして、アナタに動物を食べるのを辞めろ、もしくは人間が家畜扱いになってもしょうがないなど、そんなありきたりな感想を求めていないのだ。
ただこの物語の面白さとアナタなりの感想を持って余韻を楽しんでほしいのである。
ー了ー
コメント